仮想通貨(暗号通貨)で超億り人?

仮想通貨(暗号通貨)や仮想通貨取引所・販売所を解説し、初心者でも扱いやすいコインを紹介していきます。超億り人を目指して下さいね?

仮想通貨(暗号通貨取引所)ネム/NEM(XEM)について

仮想通貨 NEM(ネム)とは
今回は仮想通貨 について説明していきたいと思います。

f:id:Cryptocurrency:20180212142644j:plain

名称 : NEM(ネム)
通貨単位 : XEM(ゼム)
開始 : 2015年3月
発行枚数の上限 : 89億9999万9999XEM

仮想通貨 NEM(ネム)はビットコイン2.0の一つで、アルトコインの一種です。
( ちなみにビットコイン2.0とは ざっくり言うと ビットコインのチェーンブロック技術を 基本技術として応用し造られた 仮想通貨のことを言います。 またの名をチェーンブロック2.0とも言います。)

 

NEM(ネム) という名前
NEM(ネム)という 名前の由来はNew Economy Movement(新たな経済運動)の略称です。
通貨単位は「XEM」(ゼム)と呼ばれます。
ではNEM(ネム)と「XEM」(ゼム)の違いはなんなのかというと、NEM(ネム) という名前は、新しい経済をブロックチェーン上の暗号通貨で実行する「プロジェクト」の名前であって・・・
 XEM(ゼム) は、 言ってしまえばそのプロジェクトの ブロックチェーンネムNEMを使用して動いている仮想通貨の単位の名前であり、 例えれば「 日本という国で使われている通貨日本円があって、 その通貨単位は円 」といった具合の解釈です。

 

NEM(ネム)でのマイニング
そしてNEM(ネム) がビットコインより大きく違う特徴といえば、ビットコインは コインの発行に至ってはノード(ビットコインのネットワークの参加者)がマイナー(採掘者)が行う マイニング (発掘)という作業を行うのですが、NEM(ネム)の場合は、ハーベスティングという作業で発行されます。

 

ハーベスティングとは
ハーベスティングとは「収穫」という意味なのですが、NEM(ネム)では、現在の発行枚数である8,999,999,999XEMがそれぞれの投資家たちに均等に分けられており、 その中からハーベスティング つまり収穫を行うという形で コインを採取していきます。
このハーベスティングにはある一定の条件を満たした者にのみ許される作業となっています。
その条件とは10,000XEM 以上を保持していることです。
しかしハーベスティングに参加するのにあたって その他の条件はなく、10,000XEM 以上を保持していれば誰でもハーベスティングに参加することは可能です。

「POI」とは
これにはNEM(ネム)ブロックチェーンで使用されているアルゴリズムである「POI」 が関わっているからと思われます。
「POI」とは、「Proof of Impotance」の略し記名で、日本語に訳すと、 「重要性の証明」 どういう意味の言葉です 

誰にでも平等に受け取ることができるようするために「ウォレット内の残高」「入出金取引」の頻度がNEM(ネム)の取引には反映されます。
ですから10,000XEM 以上を保持していれば誰でもハーベスティングに参加することは可能となっているわけです。
 つまり「POI」とは資金力がある人たちだけが所有できるような富の配分が起こらないような仕組みなのです。

 

2種類のハーベスティング
更にこのハーベスティング(収穫)は大きく分けると「ローカルハーベスティング」「デリケートハーベスティングという2種類の作業に分かれます。
「ローカルハーベスティング」とは「NANOWallet」というをウォレットアプリケーションをインストールし、アカウントを作成してパソコンを起動させて ハーベスティング(収穫)を行う方法です。
(ちなみにInternet ExplorerでNANOWalletはでインストールきません。)
「デリケートハーベスティング」とは、自分が所持するパソコンではなく、「スーパーノード」と呼ばれるものにハーベスティング(収穫)の作業を任せる方法です。
その「スーパーノード」は応答性能、ブロックチェーンの維持、秒間2000回のハッシュ可能、常時接続などの優れたシステムを備えており、NEM/XEM(ネム)には欠かせない存在であるのですが、「スーパーノード」に作業を任せる場合は3,000,000XEM以上保有していて更に1日に4回行われる性能検査にクリアするという条件が追加されます。
 しかしこの条件クリアし、 スーパーノードにハーベスティング 任せる デリゲートハーベスティング が行えれば ローカルハーベスティングでおこなうよりも高い報酬を得ることが可能となります。

 

NEM(ネム)の今後
NEM(ネム)の開発にあたっては日本人の技術者も多く参加したようであり ビットコインのような凡庸性を保ちつつ大きく期待も高まる仮想通貨であってさらにはビットコインより優秀なる凡庸性とセキュリティ、更には将来性を持ち得ていたシステムプログラムを持つ アルトコインNEM(ネム)ですが、 仮想通貨取引所インチェックから コインチェックが保持している保々すべてのNEM(ネム)が奪われるという事件が起きました。
これに対し SBIホールディングス北尾社長は コインチェックに問題があり、NEM(ネム)に落ち度はないとの主旨の発言をされています。
また、堀江貴文氏は 過去にイーサリアムがそうであったように この事件によってNEM(ネム) という仮想通貨の知名度は確実に上がった という趣旨の発言をしています。
様々な 不信感・期待感いりまざる状況ではあるものの、今後の動向に着目しNEM(ネム)という仮想通貨の 将来性を時間をかけたスパンで 見ていき、購入・売却等の取引を行っていくのも期待が有り得るからゆえに良い判断だと思われます。