仮想通貨(暗号通貨)で超億り人?

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仮想通貨(暗号通貨取引所)クアンタム/Qtum(QTUM)について

今回は仮想通貨Qtum (クアンタム)について説明していきたいと思います。

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通貨名称 : Qtum (クアンタム)
通貨単位 : QTUM
公開日(リリース) : 2016年12月29日
発行総枚数の上限 : 1億枚
(億発行後は上限が1%ずつ増加します)

 

仮想通貨Qtum (クアンタム)とは?
Qtum (クアンタム)とは 2016年12月29日にシンガポールに拠点を置くQtum財団から発行された仮想通貨です。
Qtum (クアンタム)は 比較的歴史の浅い仮想通貨となりますが、よく言われる比喩としては、「ビットコインイーサリアムの二つから 良いとこ取りをしたようなコイン」と言われます。
それはQtum (クアンタム) が、従来ある技術から持ったものとそれと独自に開発した技術を組み合わせた結果と言えます。

 

仮想通貨Qtum (クアンタム)のシステム
先ほど、Qtum (クアンタム)は「ビットコインイーサリアムの二つから 良いとこ取りをしたようなコイン」といいましたが、イーサリアムが持つスマートコントラクトという技術を採用しています。
スマートコントラクトは、簡単にいうと、取引の記録だけでなく契約内容の記録と執行を「自動で行う」特性をもったシステムなのですが、具体的に説明するとスマートコントラクトではない場合は、「CさんがAさんに1コイン送った」となりますが、スマートコントラクトの場合「CさんがAさんに1コイン送った。10日後にAさんはCさんにコイン返す契約をした」という具合に その送ってからの契約の具体的な詳細が記載されます。
更にスマートコントラクトは「返す」という契約が記載された上にその契約を自動で執行してくれるのです。
Qtum (クアンタム)はそのシステムを取り入れた上に、ビットコイン独自のシステム「UTXO」を取り入れました。
(イーサリアムには技術的な問題からUTXOは取り入れられてはいません。)
UTXOとは、お金の移動を確認する機能の事なのですが、UTXOという方式をとってない場合「Cさんが800円分購入し、Bさんに200分
円、Aさんに400円分送金した」という取引があったとすると・・・
・+800円
・ー200円
・ー400円
というふうに記録されます。
しかしこれでは個人的情報の詳細が周りに漏洩してしまうのです。
つまりどんな取引があったかバレバレなのです。
もちろん金額が金額ともなれば悪用される可能性すら生まれてきます。
ですが、UTXOという機能を使っている場合、お金の移動を確認すると・・・
・+200円
と表記され、具体的なお金の移動の情報は漏洩しません。
つまりお金の移動についての情報は匿名性が高いものとなり、個人情報が漏洩しないのです。
更にビットコインイーサリアムはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)という方法で、ブロックチェーン上に記録を行ってるのですがPoWにはひとつの問題点があるのです。
それはPoWは電力を多く消費するという事なのです。
しかし、Qtum (クアンタム)はPoWではなく、消費電力を抑えたPoS(プルーフ・オブ・ステーク)という方法を採用しています。
こうしたイーサリアムのスマートコントラクトとビットコインのUTXO両方の機能を備えたシステムを取り入れ、更にはPoSを採用したQtum (クアンタム)はだからこそ「ビットコインイーサリアムの二つから 良いとこ取りをしたようなコイン」と呼ばれているのです。

 

Qtum (クアンタム)の価格変動
Qtum (クアンタム)は2016年12月29日に公開(リリース)された仮想通貨ですが、価格の変動値をみてみると2017年12月頃までは、
ほぼ横ばいの一定金額をたどりますが、それから仮想通貨バブルの影響もあったせいか、Qtum (クアンタム)の営業側の通貨イベントもあったせいか、12月からわずか1ヶ月でQtum (クアンタム)は約8倍の価格にまで高騰します。
現在は少々お値段も安定し下がりましたが、とはいえどリリース直後と比べれば価格は上がり、ランキングの上位になっていることは間違いありません。

 

Qtum (クアンタム)の今後
Qtum (クアンタム)は機能性の高い仮想通貨として注目されたことは間違いない事実です。
また今後Qtum (クアンタム)をベースにICO (いわゆる資金調達)が成功していく事もQtum (クアンタム)の今後を左右する要素になり得ると思われますが、機能性の高い仮想通貨として話題性を集めたという事と、一時的なものであったにしても2018年になって価格が高騰したということはQtum (クアンタム) 自体の今後の取引を大きく広げていくものになるのではないでしょうか。
現地点では、まだ日本国内の仮想通貨取引所では取り扱いを行っていないQtum (クアンタム)ですが、 今後の動向にも着目する価値はあり得る仮想通貨とおもわれます。