仮想通貨(暗号通貨)で超億り人?

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仮想通貨(暗号通貨取引所)ゼン/ZEN(JPYZ)について

今回は仮想通貨ZEN(ゼン)について説明していきたいと思います。

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通貨名称 : ZEN(ゼン)
通貨単位 : JPYZ
公開日(リリース) : 2015年
発行総枚数 : ( 無制限に等しい)
発行元 :  一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)
発行実務 : BCCC事務局(インフォテリア)

 

仮想通貨ZEN(ゼン)とは?
仮想通貨ZEN(ゼン)とは2015年に一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)が主導するプロジェクトの一環として発行されたトークン(暗号通貨)です。
ちなみにZEN(ゼン)の発行自体を行っているのは、BCCC事務局(インフォテリア)です。

仮想通貨ZEN(ゼン)という名称の由来
ZEN(ゼン)という名称の由来は、国内通貨「円」(Yen)の一歩先を行く仮想通貨ということで、頭文字のYをZに変えて「Zen」と名付けられています。
(それほど深い理由ではないようですね)
「Zen」という名称の意向としては、 Yの次にZと並ぶアルファベットにちなみ、仮想通貨内で日本円と連動の取れた相互性のある、極めて付加価値が互いに等しいもの になるようにという思想があったのではと思われます。

仮想通貨ZEN(ゼン)の作られた目的
ZEN(ゼン)というトークンが作られた目的は幾つかの理由が考えられますが、分かりやすく言えば、仮想通貨でありながら円との交換レートが不安定にならない一定した仮想通貨を作ることが、その大きな目的の一つでした。
米ドルと日本円の為替レートの変動を見てみても、せいぜい10%以下から行っても30%という変動値です。
それに対し仮想通貨は、あまりにもその価格の変動値が激しいことから、 種類を定め固定された仮想通貨を保有して「資産」として扱うには不向きなプラットホームであったふうに思われます
つまり今日の100円が明日は10円になってる可能性もあるということです。(その逆もしかりですが)
そうした意味合いから、価値の変動時が少ない仮想通貨の登場は望まれていた出来事でした
ZEN(ゼン)はそうした仮想通貨と日本円の価格変動を安定させる事を目的として作られたトークンなのです。
その目的もあってでしょうが、ZEN(ゼン)にはこういった特徴の一つも来て設けられています。
それは、ZEN(ゼン)は日本円との交換レートが安定的に推移するように1JPYZを1円になるように設計されているのです。

仮想通貨ZEN(ゼン)の実証実験
仮想通貨ZEN(ゼン)の「仮想通貨と貨幣との価値の安定」を計った実証実験第1フェーズが 2017年7月から2017年11月30日まで行われました。
その第1フェーズとは、 発行実務を行うBCCCによる発行やZaifといった仮想通貨取引所での売買やBCCC会員といった限定された環境、及び公開されないブロックチェーンプライベートブロックチェーン)上でZEN(ゼン)の安定稼働や価格安定などが行えるのかどうかを検証するといった内容です。
第1フェーズでの結果は、 イーサリアムトークンを作る際に使うブロックチェーンの規格である「ERC20」で8億5,015万9,021JPYZを発行し、Zaif仮想通貨取引所に上場した時に当初大きな価格変動はあったものの、第1フェーズ終了後には1円前後で付加価値に安定しました。
つまり1円=1JPYZという目標は達成されたという事になります。

 
仮想通貨ZEN(ゼン)の今後・将来性
ZEN(ゼン)は日本円に対し安定した為替連動性を持つ仮想通貨を作るといった目的上、資産運営や投資目的では魅力のある暗号通貨とはいえません。
ですが、仮想通貨最大のデメリットである「他の通貨に対し、仮想通貨は価値が安定しづらい」といった部分に対しては「日本円に対し安定した為替連動性」持ちうるZEN(ゼン)は今後も多く流通していく可能性は大いに高いと思います。
また、2017年11月に終了した第一フェーズの次に起こる試みであろう第2フェーズに対して、 どういった実験にZEN(ゼン)がどのような結果をどのようなプラットホームで出す事ができるのかどうかは、今後の将来性を考えた上でも着目すべき点ではないでしょうか。
更に実験での良い結果という実績がZEN(ゼン)に出れば、実用可能になるのは日本だけではなく海外の国の通貨と安定した貨幣価値で取引できる仮想通貨が日本に誕生する事になります。
そうなればZEN(ゼン)の応用範囲が広がり、新たなるZEN(ゼン)の価値が生み出されるかもしれません。