仮想通貨(暗号通貨)で超億り人?

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仮想通貨(暗号通貨取引所)ストレージコインX/Storjcoin X(SJCX)について

今回は仮想通貨Storjcoin X(ストレージコインX)について説明していきたいと思います。

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通貨名称 : Storjcoin X(ストレージコインX)
通貨単位 : SJCX
リリース(公開日) : 2014年7月20日
最大供給量 : 500,000,000 SJCX

 

Storjcoin X(ストレージコインX)とは?
Storjcoin X(ストレージコインX)は、アメリカのStorj Labs社によって開発され,2014年7月20日に公開されたトークンであり、ビットコインブロックチェーンを使いオリジナル暗号通貨を作成できる技能を持つ暗号通貨CounterParty(カウンターパーティー)を使用して作らたトークンです。
CounterParty(カウンターパーティー)の機能を使ったブロックチェーンで構築されているので、カウンターパーティートークンとも呼ばれます。
2014年の8月にStorj Labs社から 資金調達目的でクラウドセールが行われSJCXは多く発行されて流通が始まりました。
(因みに、クラウドセールスはInitial Coin Offeringとも呼ばれます。)
Storjcoin X(ストレージコインX)は「貨幣を使用しないサービスの供給」を目的として、 作られた 比較的古い仮想通貨( 暗号通貨・トークン)になります。

Storjcoin X(ストレージコインX)と「STORJ」という クラウドストレージサービス。
Storjcoin X(ストレージコインX)
の開発元であるStorj Labs社は主な事業として、クラウドストレージサービスを行っています。
このクラウドストレージサービスとは、PCやスマホのデータをインターネット上に保存できるシステムサービスで、インターネット上で保管することで、別の端末とも情報を共有できるメリットがあります。
これまでの大容量を持ち備えた自社サーバーにデータを企業は集約させる手法が一般的な 企業のデータ保存の手法でしたがこれだとサーバーに不具合が生じたとき、情報を盗まれてしまう危険性や、破損されるリスクが生じます。
このリスクを解決するためにStorj Labs社が開発したのが、データを1つのサーバーに保存するのではなく、分散させて保管することを可能にする「STORJ」というクラウドストレージでした。
その「STORJ」を使う際に、SJCXを支払うことで他人のサーバーにデータを保存することができます。反対に、サーバーの余ったストレージをStorj Labs社に貸し出すことで、報酬としてSJCXを得ることができ、結果Storjcoin X(ストレージコインX)を入手するにはマイニングを行わずともトークンを入手できます。

 

Storjcoin X(ストレージコインX) の作られた目的と利便性
Storjcoin X(ストレージコインX)には、サービスのコストを低減化・柔軟化させる特徴があり、これがStorjcoin X(ストレージコインX)の目的ともいえる「 貨幣を使わないサービスの供給」なのですがStorj Labs社の クラウドストレージサービスと同じDropBox社のDropboxでの利用料は2GBまでは無料ですがしかし、2GB~1TBは月額1,000円となります。
また使える容量にかなり開きがあるので、100GBの利用でも1,000円支払わなくてはいけません。
それに比べてSTORJの月額料金は1GBあたり約1.65円と、低コストな料金体系に設定することができます。
ですがSJCXを利用すれば、100GBで165円、500GBで825円の支払いで済むということになります。
また、サーバーの余ったストレージをStorj Labs社に貸し出すことで、報酬としてSJCXを得る事が出来る為、仮にそこそこの容量を必要とするデータを個人でバックアップしたとしても「STORJ」の場合SJCXというトークンがあることによって価格的にも利便性は高いものとなりえるのです。

 

Storjcoin X(ストレージコインX)の今後・将来性
このことを述べる際、Storjcoin というトークンをStorj Labs社は現在では「STORJ」というトークンに移行している事を 述べなくてはなりません。
Storjcoin X(SJCX)クラウドストレージサービスで利用できたトークンでが、機能がSTORJに引き継がれたことにより、 その使用用途を失いStorjcoin X(SJCX)はトークンとしての価値をなくしてしまいました。
今やクソコインと皮膚される野次もとぶ程です。
Storjcoin X(SJCX)はStorj Labs社は撤退する方針を固めており、 日本の大手仮想通貨取引所Zaifから上場廃止されるの可能性が有る事もいなめません。
これからStorjcoin X(SJCX)が高騰するかと聞かれると「正直言えば将来性はないトークンである」としか言いようがないでしょう。
クラウドストレージサービスの特性の移行はSTORJトークンへ完全に終わっているのですから。
もし将来性があるとすれば起こり得る時代ですれば「マイナートークンが取り上げられ、着目される」 事態が起こりえればと思われます。
ただ短期的な取引で見ればStorjcoin X(SJCX)にも勝算はありえますが、 長期的な将来性は無いものと思われるのが現状です。